C-BTEのパラダイム:アンテオケ声明書:「C-BTEマニフェスト」:基本理解30
インターナショナルネットワークの中でC-BTEパラダイムの推進にリーダーシップを発揮しているBLDから発信されたアンテオケ声明書:「C-BTEマニフェスト」 基本理解30
について解説を試み、なんとか30項目を終えました。
2020年を迎え、C-BTEジャパン教会ネットワークの再構築に向けて踏み出したものの、コロナ禍の中で「C-BTEセミナー・ワークショップ」は皆無とまでいかないまでも、中止、延期が続いています。このような時こそC-BTEパラダイムは何を目標としているか、どのようにして「C-BTEパラダイム」を実現しようとしているのか、改めて声明書を共に確認しながら、C-BTEジャパン:教会ネットワークの再構築を確かなものにしたいと願っています。かつ聖書の意図であるC-BTEパラダイムを実証していきたいと思います。
思えば2005年に「C-BTEパラダイム」への転換を決意し、有志の同労者と共に取り組んできました。何よりも啓示の書、聖書に向き合いながら「C-BTEパラダイム」の確かさを共に検証しつつ、セミナー・ワークショップ等を通して教派を超えた取り組みがなされ、かつ実証してきました。そして2019年度から「C-BTEジャパン:教会ネットワーク」の再構築に新たな一歩を踏み出しました。
ネットワークの再構築にはいくつかの理由があります。ひとつは2011年3月11日に発生した東北の太平洋岸に発生した大震災があります。「千年に一度の大震災」と言われる大津波被害の現実にC-BTEの取り組みは中断せざるを得ない事態となりました。しかし、震災被害を被った方々への支援活動の中でC-BTEパラダイムの確かさ、とりわけ「良いわざ」と宣教は一体のもの、地域に貢献する神の家族教会共同体の建て上げはこのような震災の中でなくてはならない存在であるべきことを現場で再確認できたことは大きな収穫です。同時にそれだけに着実に「聖書の基本原則」に基づく聖徒の建て上げを確かなものにしていなければならないこと、同時に教会ネットワークの大切さをも再認識させられまたした。しかし、優先すべきC-BTE教会ネットワークは理想的に機能していない現実にも直面しています。
その現実を踏まえての2019年、再構築に踏み出したものの「新型コロナウイルス感染」のゆえの自粛、制限に直面し、諸教会の集まりに様々な制約、変化、また避けられない課題に直面しています。まさに「C-BTEパラダイム」の受け止め方の真価が問われています。「C-BTEマニフェスト」を読まれた皆さんからの率直なご意見、提言をいただければこの上ない感謝です。